給湯器は修理か交換かを使った年数で決める

公開 2026年9月30日・お湯が止まったら編集部

結論

使い始めて10年未満なら修理、10年以上なら交換を基本に考えます。ガス給湯器は、メーカーが10年使うことを想定して作っていて(設計標準使用期間)、10年を過ぎると部品の傷みで故障が続きやすく、部品がなくなることもあるためです。

年数の調べ方

  • 本体のラベル: 給湯器の横か前に貼ってあるラベルに、製造年月が書いてあります。
  • リモコンの「888」: 使い始めて10年ほどたったことを知らせる表示です(エラー888)。
  • 取扱説明書・保証書: 取り付けた日が書いてあります。

分からなければ、家を建てた・買った年、前に交換した年から数えます。

10年が境になる理由

リンナイもノーリツも、家庭用のガス給湯器は10年使うことを想定して設計している(設計標準使用期間)と案内しています。これは10年は壊れないという約束ではなく、手入れをしながら安全に使える目安の期間です。

10年を過ぎると、次のことが起きやすくなります。

  • 一つの部品を直しても、ほかの部品が続けて壊れる
  • 修理に使う部品の保有期間(取扱説明書に書いてあります)が過ぎて、部品がなく直せない
  • 修理代を何度も払ううちに、交換した方が安かったことになる

東京ガスも、利用年数10年以下なら修理、10年以上なら交換をすすめています。

修理料金の目安

リンナイが公式に出している修理料金の目安(税込)です。家に来てもらうと、修理をしなくても出張費と診断料がかかります。

番号何が起きているか修理料金の目安
290中和器の詰まり12,600円〜44,800円
920中和器の寿命が近い12,600円〜34,500円
632追いだきの水の流れの異常17,200円〜51,700円
610燃焼ファンの異常18,900円〜80,500円

交換の総額との比べ方

ガス給湯器の交換は、本体・リモコン・工事費を合わせて、給湯だけの小さな機種で10万円前後、お風呂の追いだき付き(24号)で15万〜20万円前後が多い価格帯です(くわしくは交換にかかる総額)。

10年を過ぎた給湯器で修理が5万円を超えるなら、交換の見積もりと並べてから決めてください。修理しても、次に別の部品が壊れれば、また出張費と修理代がかかります。

10年未満でも交換を考えるとき

  • 同じ場所の故障を何度も繰り返している
  • メーカーから部品がないと言われた
  • 家族が増えてお湯が足りない(号数を上げたい)

10年以上でも修理でよいとき

  • 原因がはっきりしていて、部品代が安い(中和器の交換など)
  • 近いうちに引っ越す・建て替える予定がある

Q. 給湯器は何年で交換するものですか? A. メーカーは10年使うことを想定して作っています。10年で必ず壊れるわけではありませんが、10年を過ぎて故障したら、修理より交換を先に考えるのが基本です。

Q. 修理と交換の見積もりは、両方もらえますか? A. 給湯器の専門業者の多くは、家に来て見たうえで、修理で直るか、交換が要るかを見積もります。メーカーの修理受付は修理が中心です。

出典(確認日 2026年9月30日): リンナイ「給湯器は何年間使えますか?」/ノーリツ「なぜ10年で点検を推奨しているのか」/東京ガスのコラム/リンナイ よくあるご質問(エラーコード290・920・632・610)

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